ハムスターのオクラの与え方!生とゆでのどちらが良い?へたは取る?

ねばねばとした感触としゃくしゃくの食感を同時に楽しめるオクラ

おつまみやおかずとして人気のある野菜です。

オクラですが、ハムスターに与えても問題のない安全な野菜の一つです。

生でもゆでても与えて良い、おやつにはおすすめな野菜と言えるでしょう。

ただし、水分量が多いため、与える量や与え方にいくつか注意が必要です。

今回はハムスターへのオクラの与え方について見ていきましょう。

オクラの栄養

okra

オクラと言えばねばねばした食感が思いつくかと思います。あのねばねばも実は大切な栄養素です。

具体的な栄養価を見ていきましょう。

オクラの栄養価

ムチン・ペクチン・ガラクタン・アラバン

オクラのねばねばは、水溶性の食物繊維です。ムチン・ペクチン・ガラクタン・アラバンといった食物繊維からできています。

食物繊維はお通じをよくしてくれる働きがあります。

βカロテン

ビタミンAの元となるβカロテン。抗発ガン作用や免疫賦活作用があります。なんとレタスの3倍もの量が含まれています。

カリウム

塩分の排出を促す働きがあります。

カルシウム

骨の成長を助けるカルシウムも含まれています。

ビタミンB1

疲労回復効果があるビタミンB1。なんとピーマンの3倍もの量が含まれています。

このように、健康を整え美容にも良い成分が詰まっていると言えるでしょう。

オクラのカロリー

100gあたり30kcalと低カロリーです。

オクラによる肥満の可能性は考えなくて良いでしょう。

オクラの水分量

100gあたり90.2gが水分です。

9割が水分でできている野菜のため、水分量が非常に高い野菜と言えるでしょう。

オクラの安全性

オクラの栄養を確認したところで、次にオクラの安全性について見ていきましょう。

オクラは安全

オクラには危険な成分は含まれていません。安心して与えることのできる、安全な野菜の一つです。

オクラを与えてみようか迷っている人は、ぜひ試してみてください。

水分量に注意

成分的には安全なオクラですが、水分量が高い野菜のため、一度に大量に与えることはNGです。

大量に与えると下痢になる恐れがあります。

与える量に注意をすれば危険のない野菜と言えるでしょう。

オクラの適量と頻度

オクラは安全な野菜ですが水分量が高いため、頻度と量に注意が必要です。

オクラの適量

オクラの適量は、1g~2gです。オクラを小さく輪切りにして、一個か二個が適量です。

丸々一本与えると与えすぎになるため、少量を与えるようにしてください。

オクラの頻度

オクラは毎日与える必要はありません。時折おやつとして与えましょう。

頻度としては、週一回以下ほどにして、間隔を開けて与えるようにしてください。

ペレットを主食とし、時折おやつとして与えると栄養的にも良いでしょう。



オクラの与え方は生とゆでどちらが良い?

オクラの与え方は生で与える方法とゆでて与える方法があります。

結論から書くと、生とゆでどちらでも問題ありません。好きな方で与えて大丈夫です。

生とゆでのそれぞれのメリット

生とゆでにはそれぞれメリットがあります。

生で与えるメリット

生で与えることで栄養を水に溶かすことがなくなり、高い栄養価のまま与えることができます。

また、他の野菜のように、ゆでることで除去したい危険な成分がないため、加熱する必要がありません。

ゆでて与えるメリット

ゆでることで甘みが増すため、ゆでることで食いつきが良くなるメリットがあります。

生で食いつきが悪い場合、ゆでるのも良いでしょう。

ハムスターの嗜好で決める

実際にオクラを与えてみて、ハムスターの好みで決めると良いと思います。

生とゆででは注意点が変わります。具体的な与え方を見ていきましょう。

オクラを生で与える方法

オクラを生で与える場合は、いくつか手順があります。

オクラを水で洗う

買ってきたオクラを水でサッと洗います。

産毛を取る

オクラには産毛があります。産毛にも害となる成分はありません。

食べても問題のない産毛ですが、口当たり・食感が悪くなります。

ハムスターはオクラの産毛を嫌がる時があるため、水洗いの際に一緒に取ってしまいましょう。

取りにくい場合は、まな板の上で転がすと取りやすくなります。

また、水洗いしながらネットごとオクラを擦ることでも簡単に取ることができます。

塩は使わない

産毛を取る際にオクラの下準備として塩を使うのが一般的ですが、ハムスターに与えるオクラには塩は使ってはいけません。

塩分が過剰となってしまうため、塩による板ずりはしないようにしましょう。

水気を切る

産毛が取れたら、キッチンペーパーなどで水気を拭き取りましょう。

水分を少しでも少なくしてから与えるようにしてください。

細かくカットする

オクラはそのまま一本与えるのではなく、細かくカットして与えましょう。ハムスターが持ちやすいので、輪切りがおすすめです。

大きさは、ハムスターが両手で持って食べれるサイズにしてください。

オクラをゆでて与える方法

次に、オクラをゆでて与える方法を確認しましょう。

水洗いをする

生と同様に、まずはサッと水洗いをしましょう。

産毛を取る

水洗い後、又は水洗いをしながら産毛を取りましょう。

ただし、この後ゆでるので、加熱する工程で産毛も柔らかくなります。

手間だと思う方は、産毛はそのままでも大丈夫です。

ゆでる

水洗いし、産毛を取ったら、お湯でゆでます。

ゆで時間は、沸騰したお湯で一分間です。

長めにゆでる必要はありません。サッとゆでましょう。

電子レンジでもOK

お湯でゆでるのが面倒なかたは、電子レンジでも問題ありません。

電子レンジを使用する際は、オクラに穴を数カ所開けたのち、ラップをしてから1分間ほどチンして温めてください。

塩は使わない

お湯でゆでる際も、電子レンジで加熱する際も、塩を使用してはいけません。

ハムスターに与える際は、塩分過剰になるため塩ゆでを行うことはNGです。

水分を切る

ゆで終わったら、キッチンペーパーなどで水気を切りましょう。

水分量が高い野菜のため、しっかりと水気を切ってください。

余熱を取る

ゆでた後は、しっかりと余熱を取りましょう。

素手で問題なく触れるようになるまで冷ましてください。

細かくカットする

余熱が取れたら、細かくカットしましょう。

生と同様に、ハムスターが両手で持てるサイズに輪切りにしてください。

冷凍オクラに注意

市販されている加工済みのオクラや冷凍オクラを与える際は、塩を使用しているかどうか注意が必要です。

加工済みのオクラは塩ゆで後の場合があります。その場合はハムスターには与えないようにしましょう。

以上がゆでて与える方法です。

オクラのヘタとガクは食べれる?

最後に、オクラの部位について見てきます。

オクラにはヘタとガクがあります。

オクラのヘタについて

オクラのヘタは固く、私たちがオクラを食べる際は捨てる部位です。

このオクラのヘタは、加熱調理をすることで食べることができます。

ただし、味が良くない他、加工してまで取りたい部位ではありません。

ハムスターに与える際も、ヘタは取り除いて良いでしょう。

オクラのガクについて

ヘタの下の部分をガクと言います。角ついている部分です。

この部分はオクラの部位の中で最も固いため、通常食べる際は取る場合が多い部位です。

ハムスターに与える際も、ガクを与える必要はありません。

ヘタと同様に、取り除いてからオクラを与えましょう。

ハムスターのオクラの与え方のまとめ

いかがでしたか?今回はハムスターのオクラの与え方を見てきました。

今回のまとめです!!

1:オクラの栄養は、食物繊維、βカロテン、カリウム、カルシウム、ビタミンB1
2:オクラは安全な野菜
3:オクラは水分量が高いため、量と頻度に注意
4:オクラの適量は1g~2g。頻度は週一回以下
5:オクラは生とゆでどちらでも良い
6:生の場合は、水で洗い、産毛を取り、水気を切って細かくカットする
7:ゆでる場合は、水で洗い、産毛を取り、お湯で1分茹で、水気を切って細かくカットする
8:ヘタとガクは取って与える

以上です!!また次回の更新でお会いしましょう!!

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