ハムスターのしゃっくり!病気と原因の見分け方!止め方と予防法は?

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普段生活していると突然おこるしゃっくり

横隔膜の痙攣によるものと一般的に言われていますが、しゃくりは人間だけにおこる現象ではありません。

ハムスターも人間同様にしゃっくりを起こすことがあります。

そして私たちと異なる点としては、ハムスターは自力でしゃっくりを止める方法を試すことができないということです。

しゃっくりが長時間続くと体力を消耗するため、ハムスターがしゃっくりを起こした時は注意が必要です。

今回は、ハムスターのしゃっくりについて見ていきましょう。

ハムスターのしゃっくりみたいな動きと特徴

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ハムスターがしゃっくりみたいな動きをした場合、まずは慌てずに様子を見るようにしましょう。

しゃっくりが起きた時は以下のような特徴的な動作が見られます。

キュッと短く鳴く

私たちがしゃっくりを起こすと、ひっく!と声が出ます。これは、横隔膜が収縮するとともに声帯が閉じるためです。

ハムスターの場合も、キュッっと短く鳴き声が出ます。ハムスターは普段鳴かない動物のため、すぐに気づくことができます。

一定の短い周期で繰り返し鳴く

人間よりも呼吸や心拍が早いため、一定の短い周期でキュッキュッと繰り返し鳴きます。

何も起きてないのにキュッキュッと繰り返し鳴き始めたら、しゃっくりの可能性を疑いましょう。

体が一瞬痙攣する

しゃっくり時、体が一瞬痙攣します。横隔膜が痙攣するため、体が連動してビクッと痙攣します。

私たちもしゃっくりをする時は体がビクッと痙攣しますが、ハムスターも同様です。

以上3つの特徴的な動作が見られたら、しゃっくりの可能性があると判断し、原因について考えてください。

次に、しゃっくりの原因について詳しく見ていきます。

ハムスターのしゃっくりの原因

ハムスターもしゃっくりを起こしますが、その原因は様々です。

一時的なしゃっくりと、病気が疑われるしゃっくりがあります。

横隔膜の痙攣によるもの(生理現象)

一番多い原因が、横隔膜の痙攣による一般的な生理現象としてのしゃっくりです。

生理現象としてのしゃっくりは、突然起こり、あまり時間もかからず突然止まる特徴があります。

短くて数分、長くて1時間以内に収まる場合がほとんどです。

基礎疾患(起因する病気)もないため、一時的なしゃっくりはほとんどがこの生理現象に該当します。

食べすぎ・飲みすぎ

生理現象としてのしゃっくりは、ほとんどの場合飲食時に起こります。

主に食べすぎ・飲みすぎた時にしゃっくりが起こりやすい傾向があります。飲食を通して横隔膜へ刺激が与えられるためです。

冷たい飲食物

冷たい食べ物・飲み物を摂取した時も横隔膜が刺激されるため、しゃっくりが起こる時があります。

人間の場合、アルコールや炭酸飲料などの刺激物を摂取した場合もしゃっくりが起こる時があります。(ハムスターにアルコールや炭酸飲料は与えてはいけません。)

このように、飲食の前後で起こるしゃっくりは、一時的な生理現象によるものが多いです。

少し様子をみて、しゃっくりが止まるかどうか様子を見ましょう。

数時間から数日に渡ってしゃっくりを繰り返す場合、生理現象ではなく病気の可能性があります。

病気が原因のしゃっくり

何らかの病気が原因でしゃっくりが起きてしまった場合、その病気に対応しないとしゃっくりが止まらない場合があります。

病気が原因の場合、1時間以上数日に渡ってしゃっくりのような動作が続きます。

ハムスターは普段鳴かない動物のため、しゃっくりは体力を消耗させます。私たちもしゃっくりが長時間続くと大変疲れますが、ハムスターも同様です。

長時間に渡ってハムスターがしゃっくりをしている場合、病気が原因の可能性があります。その場合、手遅れになる前に早めに病院へ連れていくことをおすすめします。



ハムスターのしゃっくりと病気の関連性

ハムスターのしゃっくりには病気が関連している場合があります。

基礎疾患となる病気について確認しましょう。

アレルギーによるしゃっくり

基礎疾患として一番多いのが、アレルギーによるしゃっくりです。

主に床材に起因することが多く、くしゃみや鼻水を伴う場合があります。

しゃっくりとアレルギーが併発している場合、すぐに体力を消耗してしまう場合が多く、早急に獣医に見せる必要があります。

呼吸器系の疾患

鼻・喉・肺などの呼吸器系に炎症が起きると、くしゃみやしゃっくりなどが起こりやすくなります。

アレルギーと連動して起こる場合が多く、呼吸の乱れやふらつきが起こる場合もあります。

ハムスターの様子を見ていて、明らかに様子がおかしいと感じた場合は呼吸器系の異常も考慮しましょう。

心疾患によるしゃっくり

心疾患など、心臓や肺に異常がある場合、しゃっくりに似た異常な動作が起こる場合があります。

心肺に異常がある場合、しゃっくり云々の前に、ふらつきや食欲不振、呼吸音の異常など明らかな病気のサインが起きる場合が多く、そのような場合は早急に病院へ連れていきましょう。

腹痛・内臓疾患

腹部や内臓に疾患がある場合、しゃっくりに似た動作をすることがあります。

腹部の異常から呼吸が乱れ、しゃっくりのような短い鳴き声をあげることがあります。

病気と生理現象のしゃっくりの見分け方

病気が原因の場合、生理現象のしゃっくりと比較して長時間続く傾向があります。

また、放置しても原因が解決する訳ではないため、症状が改善し辛いのも特徴です。

数時間から数日に渡ってしゃっくりを繰り返す場合は、病気である可能性を考慮して、病院へ連れていくことが大切です。

ハムスターのしゃっくりの止め方と予防法

しゃっくりが起きた時、私たちの場合はお水を飲んだり、一時的に息を止めたりしてしゃっくりを止めようとします。

ハムスターがしゃっくりを起こしてしまった場合、止める方法はあるのでしょうか?

民間療法としてのしゃっくりの止め方はない

ハムスターの場合、息を止めさせたりお水を強制的に飲ませたりすることは難しいため、民間療法としてしゃっくりを止める方法はありません。

人間用のしゃっくりの止め方は、ハムスターには試さないようにしましょう。

医者からお薬をもらう

病気が原因の場合、炎症止めの薬などを与えることでしゃっくりを止めることができます。

明確なしゃっくりの止め方は、医者による診断とお薬による炎症止めだけです。

そのため、日ごろからしゃっくりがそもそも起きないようにする予防が大切です。

ハムスターのしゃっくりの予防法

それでは、いくつかの具体的な予防法を確認しましょう。

餌を一気に与えない

食べすぎによる生理現象としてしゃっくりが起こる場合が多いため、餌を一気に与えないようにしましょう。

適量を計測し、日に数回分けて餌を与えることで予防ができます。

冷たいお水・餌を与えない

冷たいお水や餌などでしゃっくりが起きる場合があります。

下痢の原因にもなるので、餌やお水は常温で与えるようにしましょう。

ストレスを与えない

ハムスターの病気や体調不良は、ほとんどの場合でストレスが関連しています。

日頃からハムスターにストレスを与えないようにして、体調を崩さないようにしましょう。

ハムスターのしゃっくりのまとめ

いかがでしたか?今回はハムスターのしゃっくりについて見てきました。

今回のまとめです!

1:ハムスターのしゃっくりのような動きは、キュっと鳴く・短い周期で繰り返す・一瞬痙攣する
2:ハムスターのしゃっくりの原因は、横隔膜の痙攣(生理現象)、食べすぎ・飲みすぎ、冷たい餌・水、病気
3:病気が原因のしゃっくりは、アレルギー、呼吸器系の疾患、心肺の疾患
4:病気の見分け方は、数時間から数日に渡ってしゃっくりが長時間続く
5:しゃっくりが長時間続いた場合、体力を消耗するため早めに病院へ連れていく
6:しゃっくりを止める民間療法はなく、明確に止めるためには医者の診断とお薬が必要。
7:しゃっくりの予防として、餌を一気に与えない、冷たいお水・餌を与えない、ストレスを与えない

以上です!!

また次回の更新でお会いしましょう!!

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