ハムスターがすやすや寝ている姿はとても可愛いです。
twitterやyoutubeでもハムスターが寝ている様子が頻繁に投稿されています。
ハムスターも私たちと同じように、色々な寝方で眠ります。
仰向け・横向き・うつ伏せだけでなく、座る状態で寝たり、中には逆立ちしながら寝ている場合もあります。
あまりにも変な寝方をしている場合、ひょっとしたら病気なのかも?と心配される飼い主さんも多いです。
今回はハムスターの寝方について詳しく見ていきましょう。
ハムスターが仰向けで寝ている場合
ハムスターの小屋を覗いてみると、ハムスターが仰向けで寝ている場合があります。
その場合は、とてもリラックスしているか、暑がっている可能性があります。
リラックスしている
仰向けで寝ている場合は、周りの状況に安心しきっている状態です。とてもリラックスしていると言えるでしょう。
ハムスターに限らず、動物はお腹をなかなか見せません。
お腹を見せる状態だとすぐに逃げ出すことができないため、基本的には地面にお腹を付けた状態で過ごします。
眠る時も基本的に丸まっているか、うつ伏せの状態が多いです。
飼い主や周囲の環境に満足している傾向があるので、仰向けで寝ている状態を見かけても心配する必要はほぼありません。
ヘソ天(ヘソを天井に向けている状態)が珍しいのは、こういった理由があるからです。
暑がっている可能性も
ただし、室温が高すぎる場合、体温をなんとか下げようとして仰向けで寝る場合もあります。
この見極めは簡単で、室温を計るようにしてください。
室内の適温は人間とほぼ同様の20度~26度です。
これ以上高い場合、特に夏場に仰向けで寝ている場合は、室温を調整してあげて下さい。
仰向けで寝ている画像集
仰向けで寝ている可愛い画像をピックアップ!
twitterのフォロワーさんに感謝します!
ハムスターが横向きで寝ている場合
やや珍しい寝方の横寝。これはどういう状態なのでしょうか?
寝返り
ハムスターも人間と同じように、睡眠中に寝返りを打つます。
一番多い丸まった状態やうつ伏せから、コロンと寝返りを打つと、横向きになる場合が多いです。
ややリラックスしている
仰向けほどではありませんが、ややリラックスしていると言えます。
緊張している場合は、隅っこで丸まって寝ることが多いので、寝返りを打ったとしても横向きになることが少ないからです。
やや暑がっている
こちらも仰向けほどではありませんが、お腹をさらすことで温度調整をしている場合があります。
室温に注意しつつ、湿度も高すぎないかどうか注意してください。
横向きで寝ている画像集
横向きで寝ていると、どこか優雅な印象があります。
ハムスターが座る状態で寝ている場合
ちょこんと座った状態でそのまま寝ている場合があります。
かなり珍しい状態ですが、どういう状況なのでしょうか?
毛づくろい後にそのまま寝る
全身を毛づくろいするとき、座る状態になる時があります。
お尻を地面について、お腹や後ろ足の毛づくろいをするためです。
毛づくろいに満足して、そのままうとうとして寝てしまうと、座った状態で眠ることになります。
遊び疲れた
全力疾走した後、休憩のためにお尻を地面について、そのまま寝る時があります。
毛づくろい後と同様に、どちらかというとうっかり寝てしまった時、座り寝になります。
壁際や回し車上で寝ている時にたまに見られる状態です。
ハムスターがうつ伏せで寝ている場合
うつ伏せは比較的よく見られる寝方です。
丸まって寝るかかうつ伏せで寝る場合、お腹を隠した状態で眠れるので、周りの状況に左右されず安心して眠ることができます。
床にぺったんことくっついている時は注意
うつぶせの状態で、ゆかにぺったんことくっついている場合は、暑がっています。
室温が高く床が冷たい場合、体をくっつける面積を増やすため、ぺったんこの状態になります。
夏場などは分かりやすいサインですので、見逃すことがないようにしましょう。見かけたら室温を下げるようにしてください。
ハムスターが丸まった状態で寝ている場合
最もよく見られる寝方で、丸まって寝るのが基本的な状態です。
ハムスターは基本丸まって寝る
仰向け・横向き・座る状態などのお腹を見せる形は珍しく、基本は丸まって寝る習性があります。
これは、弱点であるお腹を隠しつつ、いつでも動き出せる状態だからです。体温も維持しやすいため、エネルギー効率的にも優れています。
寒がっている
また、室温が低い場合、体温を維持するため丸まって寝る時があります。
冬場などで丸まって長時間動かない場合、疑似冬眠などの危険な状態かもしれません。
寝方と病気の見極め方
寝方に関わらず、ほとんどの場合で病気ではない時が多いです。
眠っている状態を理由なく起こすのはかわいそうなので、病気かどうか見極めた上で起こすようにしてください。
丸まっている状態以外の体勢で毎日眠っている
上記した通り、ハムスターは丸まって眠るのが基本です。
仰向け・横向け・うつ伏せ・座る場合は、たまにであればほとんど問題ありません。
ただし、毎日同じ寝方をしている場合は注意が必要です。
痛みがある箇所を庇っている
例えば脇腹に異常がある場合、横向きで寝る場合が多くなります。これは、痛みがある箇所を庇って寝ているためです。
お腹に異常がある場合は仰向けで寝る場合が多く、背中に異常がある場合はうつ伏せが多くなります。
接地面を減らすことで痛みが出ないようにしているのです。
また、内臓系の疾患の場合、温めて痛みを減らそうとすることもあり、こちらもやはり寝方がおかしくなります。
毎日変な体勢で眠っている場合、病気の可能性があるかもしれません。心配な方は、お医者さんで健康診断を受けてみてください。
疑似冬眠
また、冬場で丸まって全く動かない場合、疑似冬眠の可能性があります。
見極め方は簡単で、そっと触った時に固く冷たくなっていないかどうかです。
疑似冬眠の記事で詳しく書いているので、そちらをみて解消してください。
まとめ
いかがでしたか?今回はハムスターの寝方について見てきました。
今回のまとめです!!
1:仰向けは、リラックスしているか暑がっている
2:横向けは、ややりらっくすしているかやや暑がっている
3:座る状態は、毛づくろい後か遊び疲れた後
4:うつ伏せでぺったんこな時は暑がっている
5:丸まって寝ている状態が基本的な寝方
6:丸まっている状態以外で毎日同じ体勢で寝ている場合、病気の可能性あり
7:冬場で丸まって動かない場合、疑似冬眠の可能性あり
以上です!!
次回はハムスターのくしゃみです!!どうぞご覧ください!!
人気記事