ハムスターの危険な食べ物一覧表(野菜・果物・お菓子・飲み物・他)

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ハムスターに与えてはいけない危険な食べ物をご存じでしょうか?

野菜や果物、野草やお菓子など様々な種類の危険な食べ物があります。

それぞれの種類ごとに、危険な食べ物一覧表を作成しました。

ハムスターに餌を与える際参考にしてください。

危険な野菜について

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危険な野菜類は以下のものがあります。

危険な野菜一覧表

名称理由
アロエサポニン/苦み成分
アスパラガスユリ科/中毒
銀杏メチルビリドキシン/神経毒
ごぼうタンニン/有毒
ししとうがらしカプサイシン/刺激物
じゃがいもの芽・葉・皮ソラニン/中毒
ショウガショウガ科/中毒
たまねぎ・エシャロットネギ属/中毒
唐辛子カプサイシン/刺激物
ニラネギ属/中毒
にんにくネギ属/中毒
ネギネギ属/中毒
ふきぺタシテニン/肝臓毒
みょうがネギ属/中毒
芽キャベツグルコシノレート/苦み成分
らっきょうネギ属/中毒
レンコンタンニン/有毒
ワラビチアミナーゼ/中毒

ネギ属・ユリ科に注意

ネギ属やユリ科植物は絶対に与えてはいけない餌として有名です。

アリルプロピルジスルファイドと呼ばれる成分が赤血球を破壊し、溶血性貧血を起こします。

犬や猫にもネギを与えることは絶対NGと言われており、ハムスターも同様です。

唐辛子に注意

とうがらしのカプサイシンなどの辛み成分や、アロエのサポニンなどの苦み成分はハムスターにとって刺激物になります。

消化不良だけでなく、炎症・疾患の原因になるため与えないようにしましょう。

水分が多い野菜は量に注意

この一覧に記載されていない野菜でも、レタスやきゅうりなどの水分量が多い野菜は注意が必要です。

与える量に注意して、間隔を開けて与えるようにしてください。

シュウ酸を含む野菜は加熱処理が必要

小松菜、ほうれん草など、シュウ酸を含む野菜は注意が必要です。

与える際は加熱して、あく抜きをしてから少量を与えるようにしてください。

安全な野菜

安全な野菜はハムスターの野菜おすすめ10選でまとめています。

野菜を与えてみたい人は参考にしてみてください。

危険な果物について

avocado

続いて危険な果物です。

危険な果物一覧表

名称理由
アボカドペルシン/中毒
あんず種子/中毒
うめ種子/中毒
さくらんぼ種子/中毒
なし種子/中毒
びわ種子/中毒
ブドウ種子/中毒
プラム種子/中毒
もも種子/中毒
レーズン種子/中毒
りんご種子/中毒

アボカドは絶対に与えない

アボカド(アボガド)はペットに与えてはいけない果物として有名です。

ペルシンという成分が中毒症状をおこします。

最悪の場合死にいたるので、絶対に与えないようにしましょう。

バラ科の種子に注意

上記した果物の種子には、アミグダリンエムルシンなどの成分が含まれており、中毒を引き起こします。

特にバラ科(うめ、びわ、さくらんぼなど)の種子は危険ですが、それ以外の果物であれば、丁寧に種を取り除けばハムスターに与えることも可能です。

水分量の多い果物に注意

この一覧以外にも、みかんなどの水分量の多い果物は注意が必要です。

水分量の多い果物を与える際は量に注意し、間隔を開けて与えてください。



危険なお菓子について

chocolate

人間のお菓子はほとんどが危険です。

危険なお菓子一覧表

名称理由
人工のお菓子
カカオテオブロミン/中毒
ガム人工のお菓子
キシリトール糖アルコール/中毒
クッキー人工のお菓子
ケーキ人工のお菓子
チョコレートテオブロミン/中毒
プリン乳糖/消化不良

チョコレートに注意

チョコレートをペットに与えてはいけないことは有名です。

ココアやチョコレートの原料になるカカオには、テオブロミンという成分が含まれており、ハムスターが食べると中毒をおこします。

昔、お菓子メーカーが無料でチョコを家庭配布し、犬や猫が誤飲してトラブルが多発したという事件があったそうです。

カカオ類は絶対に与えないようにしましょう。

キシリトールは与えない

キシリトールを含むお菓子は与えないようにしましょう。

インスリンが放出され、血糖値が低下します。

ガムはもちろんですが、それ以外の食品でもキシリトールは与えないでください。

人間の食べ物は与えない

クッキーやケーキ、それ以外のほとんどのお菓子は人工のお菓子であり、与えないほうが無難です。

人間用に味付けされたお菓子は、ほとんどの場合ペットには過剰な成分・栄養です。

また、次の飲み物の項目で出てきますが、プリンなどのお菓子には乳製品を使用する場合が多いのも与えてはいけない理由になります。

危険な飲み物について

beer

飲み物は水以外基本的に危険です。

危険な飲み物一覧表

名称理由
アルコールアルコール/中毒
お茶カフェイン/中毒
牛乳乳糖/消化不良
紅茶カフェイン/中毒
コーヒーカフェイン/中毒
コーラカフェイン/中毒
ココアテオブロミン/中毒
ジュース類過剰な糖分、炭酸等刺激物

アルコールは危険

ハムスターはアルコールを分解できません。

人間ですら飲みすぎると二日酔いになります。ハムスターの場合中毒症状をおこし、最悪死に至ります。

アルコールは絶対に与えないでください。

カフェインに注意

お茶や紅茶、コーヒーにはカフェインが含まれています。

また、コーラなどの一部のジュースにもカフェインが含まれています。

カフェインはメチルキサンチンという中毒成分を含んでおり危険です。

ハムスターにカフェイン類を与えるのはやめましょう。

牛乳・乳製品は与えない

人間用の牛乳には乳糖が含まれており、ハムスターは消化できません。下痢になるため与えないでください。

なお、ペット用のミルクや乳製品は成分を調整しているため問題ありません。

ジュース類は与えない

ジュース類には過剰な糖分が含まれているほか、炭酸等の刺激物が含まれています。

人工のジュースはハムスターには危険なので与えないようにしましょう。

危険なその他の食べ物

野菜・果物・お菓子・飲み物を見てきましたが、それ以外にも危険な食べ物があります。

あまり与える機会はないと思いますので、その他の項目として一覧化しました。

危険なその他の食べ物一覧表

名称理由
どんぐりタンニン/苦み成分
生の卵白アビジン/阻害成分
生の豆類消化不良
魚介類消化不良
生肉消化不良
キノコ類消化不良
野草消化不良

卵白は加熱する

卵白にはアビジンという成分があり、ビタミン類の吸収を阻害します。

健康に害があるので、与える際は加熱する必要がありますが、そもそも卵をハムスターに与える必要はありません。

生の肉・魚・貝・豆は与えない

生肉や魚介類、豆類は消化不良をおこしやすいため与えないようにしましょう。

ペット用として販売されている魚(煮干しや小魚など)や肉(ジャーキー類)は成分が調整されているため、問題はありません。

野草は与えない

たんぽぽやクローバー、オオバコなど一部の野草を食べられますが、アサガオやチューリップなど多くの野草は危険といわれています。

判別するのが手間だという方は、野草を与えるのは控えるようにしてください。

まとめ

いかがでしたか?今回は危険な食べ物を一覧にしてみてきました!!

今回のまとめです!!

1:危険な野菜を一覧表で確認
2:危険な果物を一覧表で確認
3:危険なお菓子を一覧表で確認
4:危険な飲み物を一覧表で確認
5:危険なその他の食べ物を一覧表で確認

以上です!!

次回はハムスターのぶどうの与え方です!!合わせてご覧ください!

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