ハムスターの目やに!取り方と生理食塩水、老化・老衰と病気の違い!

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ハムスターの顔を見ていると、目やにが付いていることに気づくことがあります。

私たち人間も目やにが出る時がありますが、ハムスターも同様です。

目やにが出る原因はいくつかありますが、特に病気の時は注意が必要です。

今回は、ハムスターの目やにが出た時の対処について詳しく見ていきましょう。

ハムスターの目やにの取り方

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ハムスターに目やにが出た場合は、放置せずに速やかに取りましょう。

目やにを放置しない

目やにを放置すると、ハムスターが目やにを気にして手で擦ってしまう時があります。

手で擦ることで炎症が起きたり、眼球に傷がつくことで悪化する場合があります。

目やにに気づいたら、早めに取ってあげるようにしましょう。

綿棒を使った目やにの取り方

一般的なのは、綿棒を使って目やにを取る方法です。手順は以下の通りです。

綿棒を生理食塩水で湿らす

綿棒はそのまま乾燥した状態で使わず、生理食塩水で湿らせてから使いましょう。

乾燥した綿棒を使用すると、目の周りに傷が付く他、炎症が起こる場合があります。

ハムスターが動かないようにする

ハムスターが動かないように、綿棒とは逆の手で抱えながら作業したほうが良いでしょう。

眼球に気を付けながらそっと拭き取る

目やにが付いている付近にそっと綿棒をあてて拭き取ります。

力を入れなくても取れるので、眼球に傷をつけないように注意しながら拭き取りましょう。

懐いていないハムスターの場合は要注意

ただし綿棒を使って目やにを取る方法は、ハムスターが飼い主に懐いていて、大人しくしてくれる場合に限ります。

じっとしてくれないハムスターの場合は、眼球に綿棒が当たってしまう可能性があるので注意が必要です。

生理食塩水を使った目やにの取り方

綿棒で取り除くことができない場合、生理食塩水を垂らすことで目やにを取る方法もあります。

生理食塩水とは

生理食塩水とは、体液とほぼ等張の塩化ナトリウムの水溶液のことを言います。

簡単に言うと、体内の水分に近い塩分の塩水です。

ただの水道水を使うと眼球を傷つける恐れがありますが、生理食塩水を使うことでリスクを減らすことができます。

生理食塩水の作り方

作り方は簡単で、0.9%の食塩水を作れば生理食塩水になります。

100gの水に対して、0.9gの塩を溶かすと完成です。

生理食塩水を目やに付近に垂らす

作成した生理食塩水を目やに付近に垂らしましょう。

もちろんコップから直接一気に垂らすのではなく、綿棒を使って数滴ずつ塩水を垂らしたり、スポイトなどで一滴ずつ垂らします。

人間が点眼する時に近い感覚で、刺激が強くなりすぎないように垂らしてください。

清潔な布・ティッシュで拭き取る

目から垂れた生理食塩水は、清潔な布やティッシュで拭き取りましょう。

ハムスターは濡れることを嫌います。また濡れたままだと脱毛等の原因にもなるので、そのまま放置するのではなく、早めに拭き取ってあげましょう。

人間用の目薬は使わない

人間用に市販されている目薬を使うという方がたまにいらっしゃいますが、誤った使用法です。

エサも薬も、人間用の物はハムスターには基本的に使用できません。

人間用に調整されているため、いくら薬と言ってもハムスターにとっては過剰な成分になります。

目薬を使いたい場合は、必ず獣医さんに診察をしてもらった上で、処方されたハムスター用の目薬(大体の場合は抗菌剤)を使用するようにしてください。

自分で目やにを取るのが怖い場合は病院へ連れていく

目やにが頑固な場合や自分で対処するのが怖い場合、又はあまりにも頻繁に目やにが出る場合は、病院へ連れていってあげましょう。

目やにと治療費

目やにが出て病院へ連れて行った場合の治療費ですが、初診料が1000円~2000円、検査料1000円~2000円、目薬代が500円~1500円ほどになります。

金額は地域によってばらつきがあるので、あくまで参考としてご覧ください。

たまに目やにが出る場合や老化の場合はそこまで心配いりませんが、頻繁に目やにが出ている場合は何らかの病気のサインかもしれません。しっかりと診察をしてもらいましょう。

では次に、目やにが出る原因を老化と病気の二つに分けてみてきましょう。

老化・老衰が原因の目やに

目やにが出る一つ目の原因は、老化・老衰に伴うものです。

これはハムスターに限った話ではなく、私たち人間や犬・猫でも同様に起こる現象です。

老化に伴って目やにが出る理由

加齢に伴って、涙の量が減っていくことが判明しています。

また、涙の蒸発を防ぐため分泌される油も加齢に伴って減っていきます。

涙が減って、蒸発を防ぐ油も減るため、目が乾燥しやすくなります。つまり、ドライアイになりやすくなります。

目が乾燥すると、目が傷つきやすくなったり、目の炎症が起こりやすくなるため、目やにが出やすくなります。

老衰・死が近くなった時に目やにが出る理由

老化が進み老衰が近くなると、白内障などの病気と併発する形で目やにが出る場合があります。

ハムスターでは主に2歳を超えてくると起きる現象です。

白内障は主に老化や遺伝に伴う病気なので、他の病気とは違い原因を取り除いて完治されることが難しい病気です。

この段階になると、見た目からしておじいちゃん・おばあちゃんハムスターになっている場合が多いです。

具体的には、肌がしわしわ、歩き方がよぼよぼ、食欲減退などの老化の症状が起きていることでしょう。

老化・老衰に伴う目やにが出た場合の対処

基本的には前述した通り目やにを取ってあげますが、老化自体を止めることはできないため、目やにが発生すること自体は止めることができません。

老化・老衰が近い場合は、目やにに限ったことではなく、エサやトイレなども介護に近くなります。

亡くなってしまうことが予期されますので、悔いのないようにお世話をしてあげてください。



病気が原因の目やに

一番注意しなければいけないのが、病気が原因の目やにです。

病気と一言で言っても様々な病気があり、注意が必要な物もあれば、そこまで注意が必要でないものもあり千差万別です。

一つ一つ見ていきましょう。

ほこり、床材などのアレルギーが原因の目やに

ほこりや床材が原因によるアレルギー反応で目やにが出る場合があります。これはくしゃみと同様の反応です。

こちらが原因の場合は、ケージ内を清潔にすることで再発を防ぐことができます。

目やにが出た場合はまずケージ内の掃除を行ってみることをお勧めします。

結膜炎が原因の目やに

ほこりや床材などの異物が目に入り、さらに手で擦ることで炎症が発生したものを結膜炎と言います。

結膜炎は、上記のアレルギー反応と併発する場合が多いです。

この場合は、アレルギーと同様にケージ内を清潔にし、様子を見ましょう。

しばらくしても症状が治まらない場合は、獣医さんへ診せるかどうか都度判断してください。

角膜炎が原因の目やに

眼球を物理的に怪我した場合に起こるのが角膜炎です。

角膜炎になると目やにが出る他、涙が出る、目を擦る、視力の低下、目が白くなるといった症状が現れます。

この場合自然に治癒することは難しいため、上記の症状が現れた場合はできるだけ速やかに獣医さんへ診せるようにしましょう。

風邪・肺炎が原因の目やに

風邪や肺炎など、ウイルス性の病気にかかった場合も目やにが出ます。

この場合は、風邪や肺炎などの病気が治れば目やにもおさまります。

症状が軽い場合は安静にしていることで治癒しますが、症状が重い場合は病院へ連れていってあげてください。

霰粒腫・マイボーム腺腫が原因の目やに

霰粒腫、マイボーム腺腫というと聞き覚えがない方も多いでしょう。

簡単に言うと「ものもらい」です。ものもらいは体質に起因することが多い病気です。

ハムスターがものもらいになった場合、目が腫れる他、目やにが出る場合があります。

その場合は自然治癒することが難しため、悪化する前に獣医さんへ連れていきましょう。

ハムスターに目やにが出ていて目が赤い場合

ハムスターに目やにが出ていて目が赤くなっている場合、角膜炎・結膜炎と言った炎症が出ている可能性が高いです。

放置すると悪化する可能性があるため、早めにお医者さんへ連れていきましょう。

ハムスターに目やにが出ていて目が白い場合

ハムスターに目やにが出ていて目が赤くなっている場合、白内障の可能性が高いです。

老化に伴う白内障の場合は、完治させることは難しいです。

ただし、お医者さんに連れていくことで他の老化に伴う病気(糖尿病等)を見つけることができるため、ハムスターを長生きさせたい場合はお医者さんへ一度連れて行った方が良いでしょう。

ハムスターの目やにのまとめ

いかがでしたか?今回はハムスターの目やにについて見てきました。

今回のまとめです!!

1:目やにが出た時は、綿棒を生理食塩水で濡らして取る
2:綿棒が難しい場合は、生理食塩水を垂らして取る
3:自分で取るのが難しい場合は、獣医へ連れていく
4:目やには老化・老衰が原因の場合と、病気が原因の場合がある
5:老化・老衰が原因の場合、完治は難しい
6:アレルギーが原因の場合はケージ内の掃除をして様子を見る
7:結膜炎、角膜炎が原因の場合は病院へ
8:霰粒腫・マイボーム腺腫が原因の場合も病院へ
9:風邪、肺炎が原因の場合は安静にする&症状が重ければ病院へ
10:赤い場合は結膜炎・角膜炎、白い場合は白内障

以上です!!!

次回はハムスターが震える原因です!!寒い以外の震える理由についてチェックしましょう!


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