ハムスターの煮干しのあげ方!塩分・動物性たんぱく質と適量について

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料理のだしをとったりおつまみの一品として人気のある煮干し

あまりメジャーではありませんが、ハムスター用のエサとしても煮干しが売られています。

煮干しはチーズと同様に動物性たんぱく質が取れる食品です。

ハムスターは雑食性があるので、野菜や果物以外にも煮干しやミルワームなどの肉や魚も食べます。

ただし、煮干しはカルシウムやカロリー・塩分が豊富に含まれており、与える際には量や頻度に注意が必要です。

今回は煮干しのあげ方についてみていきましょう。

煮干しの栄養価とカロリー

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小動物用の煮干しは、主にいわし(カタクチイワシなど)を干して作られています。

魚ですので、もちろん栄養は豊富です。

煮干しの主な栄養価

・カルシウム

魚と言えばカルシウム。100gあたり2200mgものカルシウムが含まれています。

なんと牛乳の20倍!!チーズと比べても2倍のカルシウム量です!!骨や歯の成長に役立ちます。

・動物性たんぱく質

煮干しのたんぱく質は100gあたり65gです。実に6割以上がたんぱく質として構成されています。

たんぱく質は筋肉の成長の元になります。

・ビタミンD

カルシウムの吸収を促すビタミンD。煮干しの場合カルシウムとセットで取れて効率的です。

・ビタミンB12

赤血球をつくるビタミンB12は、貧血の防止に役立ってくれます。

・DHA、EPA

血液をさらさらにしてくれる脂肪酸の一種。サプリとしても販売されている青魚特有の成分です。

他にも、鉄分、亜鉛などを含み、魚は健康に良いといわれる理由が良くわかる栄養価になっています。

煮干しの水分量

他の記事では水分量を記載していますが、煮干しはその名の通り魚を煮て干したものですので、水分量を気にする必要はありません。

補足として、煮干しは水分量が18%以下のものという定義があるそうです。

水分量のかわりにカロリーと塩分が高くなっており、ハムスターに与える際には注意が必要です。

煮干しのカロリーと塩分

煮干しのカロリーは100gあたり332kcalとなっています。

また、100gあたり1700mgのマグネシウムが含まれており、塩分も高めです。

チーズと同様かなり高い数値ですので、与える際には量に気をつけましょう。



ハムスターの煮干しのあげ方

煮干しを与える際は、カロリー・カルシウム・塩分に気をつけて与える必要があります。

カロリーが過剰になると肥満に陥る場合があります。ハムスターは肥満になりやすく痩せにくい特徴があるので注意が必要です。

またカルシウムが過剰になると尿路結石になる可能性があり、塩分は心臓や内臓の疾患に陥る危険性があります。

これらにも充分留意して、量を調整して与えるようにしましょう。

煮干しをあげる際の適量

煮干しは1匹(ゴールデンなどの大型の場合は2匹まで)を手渡ししましょう。グラムで言うと1g~2gです。

主食にはせず、おやつとして渡すようにしてください。

煮干しを好む子はもっと量を欲しがるかもしれませんが、少量に留めるようにしてください。

煮干しをあげる際の頻度

煮干しをあげるのは週1程度にしましょう。毎日与えるのはNGです。

また、健康なハムスターには煮干しを与えなくてもペレットでたんぱく質を補えているので、動物性たんぱく質が特に不足しやすいハムスターにあげるようにしてください。

動物性たんぱく質が不足する時にあげる

動物性たんぱく質が足りなくなるのは、妊娠中・出産前後・授乳期です。

出産には体力と栄養を伴います。ハムスターが繁殖中に栄養補助として煮干しを与えると効果的です。

煮干しは小動物用を準備する

人間用の煮干しは塩分が高すぎるためあげないようにしましょう。

無縁タイプのものを用意するか、可能であれば小動物用の煮干しを購入して与えるようにしてください。

古くなった煮干しは与えない

煮干しですので日持ちはしますが、購入してから期間のたった煮干しはあたえないようにしましょう。

購入したパッケージに賞味期限が記載されていると思いますので、期限を守って与えてください。

食べ残した骨は捨てる

Twitterでも話題となっていましたが、煮干しを与えた場合、身を食べて骨や背の部分だけを残す場合があります。

食べ残しはケージから取り除いて捨てるようにしてください。

水分量が低いため痛みにくくなってはいますが、とがった骨が刺さると危険なため、早めに除去してください。

小動物用の煮干しについて

ハムスター用商品として人気のあるメーカーであるスドーとマルカンからそれぞれ発売されています。

価格は200円~300円前後となっています。

おやつとして煮干しを与える際はぜひ参考にしてみてください!!

まとめ

いかがでしたか?

今回は煮干しについてまとめました!!

最後にまとめです!!

1:煮干しはカルシウムとたんぱく質が豊富
2:カロリーと塩分が高い
3:適量は1匹~2匹
4:頻度は週1
5:妊娠中・出産前後・授乳期に与える
6:小動物用煮干しが販売されている

次回はハムスターのミルワームの与え方です!!どうぞご覧下さい!!

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