シャキシャキとした食感が人気のもやし。
価格も安く、食卓のお供に最適の食材です。
ハムスターももやしを食べられますが、栄養価がとても低いため水分補給が主な目的となります。
また、シャキッとした食べ応えがあるため嗜好性が強く、喜んで食べるハムスターも多いようです。
そしてなんといっても、手に持って食べる姿が可愛いというメリットがあります。
今回は、ハムスターのもやしの与え方についてみていきましょう。
ハムスターのもやしの与え方
もやしを与える手順や適量を追ってご説明します。
もやしを与える前の準備
もやしを与える前に下準備が必要です。
内容はとても簡単で、買って洗って水気を切るだけです。詳しく見ていきましょう。
もやしの種類
もやしには緑豆もやし、大豆もやし、ブラックマッペもやしの三種類があります。
スーパーなどでよく売られているのは緑豆もやしです。どのもやしをハムスターに与えても問題ありません。
新鮮なもやしを準備する
もやしは痛みやすいため、スーパーなどで購入した新鮮なもやしを与えるようにしましょう。
もやしを日持ちさせたい場合は、袋から開封し、水にさらした状態で冷蔵庫に入れると日持ちするようになります。さらに日持ちさせたい場合は、袋のまま冷凍庫へ入れましょう。
もやしを洗う
買ってきたもやしを水にさらしてしっかりと洗います。
野菜類をハムスターに与える場合は、事前に洗ってから与えましょう。農薬や土などの不純物を取り除くことができます。
ゆでる必要はない
もやしはゆでる必要はありません。
小松菜やほうれん草などの場合、ゆでることでシュウ酸を取り除きますが、もやしにはゆでて除去すべき成分はありません。生のまま与えましょう。
もやしの水気を切る
洗ったもやしの水気を、クッキングペーパーなどでふき取ります。
もやしは水分量が多いため、余計な水気は切るようにしましょう。
以上が下準備です。
もやしの適量
もやしを与える際は1本を手渡しであげてください。2本は過剰です。
冒頭に書いたとおり、もやしは栄養価が低くエサとしてはほぼ機能しません。
また、後述しますがもやしはほとんどが水分でできており、水分補給の補助が目的のため、大量に与える必要はありません。
もやしの頻度
エサとしてはほぼ機能しませんので、時折おやつ兼給水として与えるようにしましょう。
夏であれば週1~2、それ以外であれば週1ほどです。
もやしでお腹がいっぱいになるとエサを食べてくれない場合があるため、エサとエサの間の時間に与えてください。
食べ残しはすぐに取り除く
もやしは腐りやすいため、もし食べ残したもやしがあったらケージから取り除いてください。
季節によっては1日持たずに痛む場合があり、痛んだもやしをハムスターが食べると下痢になる恐れがあります。
以上がもやしの与え方です。
もやしの栄養価・水分量・カロリー
もやしは栄養価が低い食材ですが、栄養が全く無いわけではありません。
というよりも、含まれている栄養の種類自体は豊富です。
豊富な種類の栄養が含まれているものの、それぞれが微量という、ちょっと残念な野菜になっています。
もやしの栄養価
・カルシウム
微量ではありますが、もやしにはカルシウムが含まれています。100gあたり10mgです。チーズなどと比べても微量です。
・葉酸
DNAなどの合成に役立つ葉酸も微量に入っています。
・ビタミンC
ビタミンCも入っていますが、レモンやみかんなどとは比べられないくらい微量です。100gあたり8mgとなっています。
その他にも、カリウムやアスパラギン酸がありますが、やはり含有量は少ないです。
もやしのカロリー
もやしのカロリーは100gあたり14kcalです。びっくりするぐらい低いです。
ご飯の1/10程度の数値で、もやしを1キロたべてもご飯茶碗一杯にすら劣ります。
ダイエットとしては最適かもしれませんが、主食にはならないことがわかりますね。
もやしの水分量
もやしの水分量は100gあたり95.4gとなっています。もやしはほぼ水です。
この水分量はレタスと同程度となっており、トップクラスの水分含有量です。
水分量が高すぎるため、与える際は1本で充分です。与えすぎると下痢になる恐れがあるので、充分注意してください。
まとめ
いかがでしたか?今回はハムスターのもやしの与え方をみてきました。
今回のまとめです!!
1:新鮮なもやしを洗い水気を切る。
2:1本手渡しで与える。
3:夏場は週1~2。それ以外は週1。
4:もやしの栄養価は低い。
5:水分量が高いため、与える際は量に注意。
6:食べる姿がかわいい。
以上です!!
次回はハムスターの水菜の与え方です!!どうぞご覧ください!
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