世界中で愛されるゴールデンハムスター。
ハムスターと言われた時に、皆さんがパッとイメージされるのは、ゴールデンハムスターかジャンガリアンハムスターがほとんどです。
ゴールデンハムスターは、白と茶色が特徴的で、ゴールデンハムスターの品種改良であるキンクマも非常に人気があります。
今回は、ゴールデンハムスターについて詳しく見ていきましょう。
ゴールデンハムスターの種類・色
ゴールデンハムスターには様々な種類があります。まずはゴールデンハムスターの種類と色について確認しましょう。
記事の画像は、Twitterのフォロワーの皆さんからご提供いただきました。ご協力ありがとうございます。
ノーマル(ゴールデン)
白いお腹に茶色の顔。一般的なゴールデンハムスターです。ノーマル、又はゴールデンと呼ばれます。
日本の有名アニメとっとこハム太郎もこの種類。ハム太郎をイメージすると分かりやすいかもしれません。
原種に近い色で、ノーマルから様々な種類に派生しています。
キンクマ(クリーム、アプリコット)
アプリコットの色が特徴的なキンクマハムスター。ノーマルからの改良品種で、非常に人気があります。
性格も温和と言われており、大きな体とおっとりとした性格が人気の要因です。だいたいのお店においてあり、ノーマルと人気を二分しています。
ホワイト
全身が真っ白なゴールデンハムスターです。
お店ではなかなかな見かけません。珍しい種類なので、気になる方はぜひ探してみてください。
ホワイトにはアルビノという、遺伝によって赤めになっている種類もあります。こちらはとても珍しい種類ですので、お店で見かけたらラッキーです!
ロングヘアー(長毛種)
ゴールデンハムスターには長毛種もあり、ふさふさとした毛の長さが特徴です。こちらはホワイトのロングヘアー。とても珍しいです。
ブラック
全身が真っ黒なブラックハムスター。
キャンベルハムスターにもブラックはありますが、ゴールデンハムスターにもあります。
グレー
こちらはグレー。色の濃さによってダークグレーやライトグレー、シルバーグレーに分かれます。
トリコロール(三毛色)
三毛猫はきいた時がある方も多いでしょう。ゴールデンハムスターにも三毛色があります。三色が混ざったゴールデンハムスターです。
ノーマルに似ている場合がありますが、ノーマルとは違い、黒色が混ざるパターンが多いです。
代表的な種類は以上です。それでは次に、体の特徴を見ていきましょう。
ゴールデンハムスターの値段
ゴールデンハムスターの値段は、先ほど紹介した種類によっても変わってきます。
それぞれの値段を見ていきましょう。なお、こちらの相場は一般的なものとはなっていますが、成長具合や地域によって変動があります。あくまでも参考としてご覧下さい。
ノーマル(ゴールデン)の値段
値段は1000円~1500円ほどです。ジャンガリアンのノーマルと同じく、人気がある種類のためお店においてあることが多く、値段もお安くなっています。
キンクマ(アプリコット、クリーム)の値段
1500円~2000円ほどです。ノーマルよりやや高いですが、他の種類よりは安くなっています。長毛種ですと、2000円~3000円ほどです。
ホワイト・ブラック・グレー・三毛
こちらは2500円以上が多いです。お店でも置いてあることが少ない種類のため、値段も高めです。
また、アルビノや巻き毛などのレア種の場合、5000円を超える場合もあります!!
3:ゴールデンハムスターの大きさ・体重・寿命
ゴールデンハムスターは、ハムスターの中でもとても大きい種類です。体の特徴を見ていきます。
ゴールデンハムスターの大きさ
15cm〜20cmです。自分の手を広げた時と同じくらいの大きさ。
大人になると手のうえに載せるのが大変なくらい大きくなります。ジャンガリアンやキャンベルと比べると2回りくらい大きくなります。
ゴールデンハムスターの体重
80g〜150gです。スマホと同じくらいの重さですね。
オスとメスによっても重さが変わります。
ゴールデンハムスターの寿命
2〜3年です。他の種類と比べるとやや長めとなっています。
長生きすると、3年以上生きてくれる場合もあります。
他の種類の寿命についてはハムスターの寿命と長生きのコツ4選!短い寿命を延ばす方法とは?をご覧下さい。
ゴールデンハムスターの性格
次はゴールデンハムスターの性格です。人気の理由は性格にあるのかもしれません。
なつきやすい
とても人になつきやすい性格です。初めてハムスターを飼う方は、ゴールデンハムスターが間違いなくおすすめです。
一緒に遊んでくれる種類ですので、ハムスターに直接触りたい方にもおすすめです。
噛癖が少ない
他の種類と比べると、噛癖が少ないです。
絶対に噛まないという訳ではありませんが、飼育方法を間違えなければ、噛まれることはほとんど無いでしょう。
温和
一般的に温和な性格の子が多いです。動きも他の種類よりも俊敏と言うわけではなく、のしのし歩きます。
性格のみを考慮するのであれば、数あるハムスターの中でゴールデンハムスターが1番飼いやすいと思います。
ゴールデンハムスターの飼い方と注意点
ゴールデンハムスターは他の種類と比べ飼いやすい種類です。
ほとんどのお店においてあり、値段も安く、寿命も長い上に病院でも対応してもらえる場合が多く、性格も非常に良いです。
ただし、体が大きいため、飼育用品や脱走に注意が必要です。
飼育用品の注意点
飼育用品について失敗する人が多いため、注意点をまとめました。
ケージのサイズ
ハムスターケージは、ジャンガリアンハムスターなどのドワーフ用のサイズが多くなっています。何も考えずに購入すると、大人になった時に狭くなってしまい、買い替えが必要になります。
ケージサイズは60cm以上のものを購入しておくと良いでしょう。
小屋のサイズ
ケージ内に設置する小屋も、大き目のものを飼いましょう。可愛らしい小屋は、たいていはドワーフ用のサイズになっています。木製の15cm以上のものがおすすめです。
サイレントホイール
回し車も大きめのサイズを購入しましょう。
サイレンホイールは21cm以上にして下さい。15cmの場合、子供の頃は良いですが、大人になると小さくなってしまい、背中が反ってしまいます。
脱走について
ゴールデンハムスターは他のハムスターに比べて腕力があります。殴ってくるわけではありません。その腕力で色々なところをよじ登ります。
小屋から給水ボトルへ移動しケージの外へ脱出したり、思いっきりジャンプしたりします。また運動量があり好奇心も旺盛なため、ケージの外へ出たがる子も多いです。脱走には注意しましょう。
カーテンに注意
散歩時には、特にカーテンに注意してください。カーテンによじ登って降りられなくなったり、飛び降りて怪我をしてしまう場合があります。散歩時には要注意です。
その他の飼い方
他の飼い方については、ハムスターの飼い方カテゴリーにて紹介していますので、是非参考にしてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回はゴールデンハムスターについてまとめてみました!!
今回のまとめです!!
1:種類・色は、ノーマル、キンクマ、ホワイト、ブラック、グレー、三毛など。
2:値段は1000円~3000円。レア種は5000円以上。
3:大きさは15cm~20cm。体重は80g~150g。寿命は2年~3年。
4:性格はなつきやすく、温和、噛み癖が少ない。
5:飼い方は、体の大きさに注意。
繰り返しになりますが、ゴールデンハムスターは初心者の方にもおすすめです!
私もキンクマを飼ってます!ぜひ皆さんも飼ってみてください!
次の記事では、ロボロフスキーハムスターについて見ていきます!どうぞご覧らください!