ハムスターの中でも人気のあるロボロフスキーハムスター。
「最小のハムスター」とも言われ、小さな体がとても可愛いハムスターです。
ロボロフスキーハムスターは、多頭飼いができるという特徴があります。まとまって生活する姿が好きという方も大勢いらっしゃいますね!
今回は、ロボロフスキーハムスターの、特徴・値段・飼いやすさについて見ていきましょう。
ロボロフスキーハムスターの種類と色
ロボロフスキーはジャンガリアンハムスターやゴールデンハムスターとは違い、カラーバリエーションや種類は少なくなっています。
以下の6種類がロボロフスキーハムスターのメジャーな種類です。基本的に白と茶色の組み合わせになっています。
ノーマル(アグーチ)
お店でよく見かける通常カラー。背中の薄茶色とお腹の白色が目印です。眉毛も白色です。
ホワイトフェイス
体はノーマルですが、顔が白い種類です。こちらもお店でたまに見かけます。
スーパーホワイト
体も顔も白色ですが、背中に茶色の線があります。
イザベラ
黄色と茶色が混ざった背中がトレードマーク。遺伝的に珍しい種類で、お店であまり見かけません。
パイド
茶色と白色の縞々模様。これも遺伝的に珍しい種類です。
ブルーパイド
黒と白の縞々模様になります。お店ではほとんど見かけません。
ロボロフスキーハムスターの値段
ジャンガリアンハムスターやゴールデンハムスターよりもやや高めの値段設定です。
珍しい色ほど高い傾向があります。1500円~3000円ほどの値段になる場合がほとんどです。
ノーマルの値段
ノーマルの値段は1500円前後となっています。ロボロフスキーハムスターの中で一番安い値段です。
ホワイトフェイス
ホワイトフェイスの値段は1500円~2000円となっています。ノーマルよりもやや高めですが、同じ値段で売られていることもあります。
スーパーホワイト
スーパーホワイトの値段は2000円~3000円となっています。お店で見かけるのはやや珍しいです。
イザベラ
イザベラは2500円~3000円となっています。お店で見かける機会は少なく、見かけたらラッキーと思ってください。
パイド
パイドは3000円前後となっています。お店ではめったに見かけず、見かけたらとてもラッキーと思ってください。
ブルーパイド
ブルーパイドは3000円以上となっています。白と黒色なので珍しく、お店ではほとんど見かけません。見かけたら非常にラッキーと思いましょう。
ロボロフスキーハムスターの体格・寿命
ロボロフスキーハムスターの体格と寿命は、各種類ともにほとんど同じです。
カラーごとの差異はほとんどありません。
ロボロフスキーハムスターの体長
サイズは6cm~8cmと非常に小さいです。
ジャンガリアンと比べて一回り小さく、ゴールデンと比べると半分以下の体長になります。
ロボロフスキーハムスターの体重
体重は15g~30gとなります。個体差があり、体長が大きい子ほど重くなります。
ハムスターの中でも最軽量となっています。
ロボロフスキーハムスターの寿命
寿命は2年~3年です。
ジャンガリアンよりもやや長く、ゴールデンよりやや短い傾向があります。
ロボロフスキーハムスターの性格
性格のみを考慮するのであれば、ロボロフスキーハムスターはあまり飼いやすい部類ではありません。
警戒心が強く、臆病
警戒心が強く臆病です。攻撃よりも逃げるのを優先します。
トイレを覚えにくい
トイレもなかなか覚えず、回し車を回しながらおしっこをすることもしばしばあります。
噛み癖はない
ほかの種類と比べると、人や物を噛みません。無理につかもうとすると噛まれる場合があります。
なつきづらい
人になつき辛く、すぐに走って逃げてしまいます。
手乗りにするのはハムスター飼育に慣れた方でないと難しいです。
観賞用に向いている
一緒に遊ぶことが難しい種類のため、観賞用のハムスターに向いています。
性格には個体差がある
とはいえ、性格については個体差が大きく、なつく子ももいれば、最後までなつかない子もいます。上記の特徴は、あくまで傾向としてとらえてください。
ロボロフスキーハムスターの特徴
ロボロフスキーの特徴として、多頭飼いできることが最大のメリットです。
多頭飼いができる
ジャンガリアンと比べて小さいので、単体での存在感はあまりありませんが、ロボロフスキーの最大のメリットとして多頭飼いが可能ということが挙げられます。
性格によっては多頭飼いできない場合もありますが、ほとんどの場合問題ありません。
多頭飼いしたい方はロボロフスキーハムスターがおすすめです。
動きが俊敏
ほかのハムスターと比べて、動きがかなり俊敏です。
小さい体からはイメージできないかもしれませんが、回し車を信じられないくらいの速さで回したりします。
5:ロボロフスキーハムスターの飼い方・飼いやすさ
ロボロフスキーハムスターは、ある程度ハムスターの飼育に慣れた方におすすめです。
飼っている人が少ない
ジャンガリアンハムスターやゴールデンハムスターに比べると、ロボロフスキーハムスターを飼っている人は少ないです。
相談相手が少なくなるため、ある程度事前に知識があるほうがよいでしょう。
飼育グッズは豊富
ロボロフスキー専用のグッズはほとんどありませんが、ジャンガリアンの飼育グッズを転用できるため、飼育グッズの購入には困りません。
ケージサイズもゴールデンよりかなり小さくても大丈夫です。
体調管理が難しい
体が小さいので異常の発見が遅れたり、病院でも手の打ちようがなかったりするときがあります。
多頭飼いをしているとさらに発見が遅れる場合があるため、こまめに体調管理をしてください。
ロボロフスキーハムスターの飼いやすさ
上記を踏まえ、ロボロフスキーハムスターの飼いやすさは中級者・上級者向けだと思います。
最初に飼い始める方は、他の種類で慣れてからの方が良いかもしれません。
とはいえ、場所を取らない・多頭飼いができる・見た目が非常に可愛いというメリットもあるので、一目惚れしたら購入するのはありだと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回はロボロフスキーハムスターについてみてきました!
今回のまとめです!!
1:ロボロフスキーハムスターの種類色は6種類。
2:珍しい色によって値段が変わる。1500円~3000円。
3:体格は6~8cm、体重15g~30g。寿命は2~3年。
4:性格は臆病でなつきづらい。
5:多頭飼いができ、動きは俊敏。
6:体調管理が難しく、中級者~上級者向け。
ハムスターを飼い始める時の参考にしてみてください!!
次の記事では、キャンベルハムスターについて見ていきたいと思います♪