ハムスターの床材!紙、土、ウッドチップどれが良い?(動画付)

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ハムスターを飼う上で欠かせないのが床材です。

ケージに敷き詰める床材は、保温・防音の観点からとても重要で、必要不可欠なグッズです。

ペットショップに行くと、様々な床材が売られています。種類が豊富なのは嬉しいですが、実際どれを選べば良いのでしょうか?

今回は、ハムスターの床材について詳しく見ていきましょう。




ハムスターの床材の必要性

ケージに全く床材を敷かない人をたまに見かけます。また、床材ではなく、新聞紙をひいただけの方もいらっしゃいます。

確かに床材なしでも飼育自体はできるかもしれませんが、あまりおすすめしません。ハムスターにとって過ごしやすい環境ではなくなります。

例えば貴方の部屋に、お布団も座布団もカーペットも絨毯もソファーもなかったとしたら、リラックスできますか?できませんよね。

ケージ内に床材を敷くと、下記のようなメリットがあります。

保温

床にケージを設置すると、床からの温度が直接ケージ内の温度に影響します。

床材がないと、その温度変化がそのまま直接ハムスターにも届きます。

特に冬場。床が冷たいとあなたが感じている季節に注意が必要で、床がキンキンに冷えていると、ケージの底面も冷え切ってしまいます。床材は保温の観点からとても重要です。

防音・耐震

私たちの足音と振動は、ハムスターにとってかなり大きなものです。

床材を敷くことで、ケージ内にいるハムスターへの足音と振動を和らげる効果があります。

また、ハムスターの活動音自体を柔らげる効果もあります。詳しくはハムスターが夜うるさい時の記事をご覧ください。

潜れる

ハムスターは野生の頃、土の中に潜って過ごしていました。

そのため床材を敷くと潜って遊び始めます。ストレス解消にぴったりです。また、遊ぶ姿が非常に可愛いのも嬉しいポイント。

こちらの動画をご覧ください。性格にもよりますが、ふわふわな床材であれば潜って遊び始めます。

また、潜ったまま眠ることもあります。ハムスターは人の目線を感じ取るので、そういう時は潜ってリラックスします。

このように、床材はしっかりとケージ内に敷いておきましょう。

ただし、一点だけ注意があります。それがアレルギーです。

床材とアレルギー

極々稀に、床材が原因でアレルギーを起こすことがあります。アレルギーが起こると、肌荒れ、脱毛、ただれなどが起こり、最悪死に至ります。

アレルギーについての詳細は、ハムスターの脱毛でご確認ください。

ちなみに、私は十数年かけて数十匹以上ハムスターを飼っていますが、床材起因のアレルギー症状には出会った時がありません。

それくらいの低確率だと思いますが、他の方から報告があるので可能性は0ではありません。

では、アレルギー反応が少なく、かつ使いやすい床材はどれなのでしょうか?

床材の種類

ここからは具体的に床材の種類を見ていきます。 扱いやすさとアレルギー反応についてもまとめて確認してきましょう。

ウッドチップ(おがくず)

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最も一般的で、ペットショップでも使用されているウッドチップ。

木材をチップ状に加工したもので、一番安価に売られている床材です。床材というとこちらを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?

結論から言うと、初心者の方はウッドチップが一番おすすめです。

ウッドチップをおすすめする理由

ウッドチップはペットショップで使用されていることから分かる通り、一番使用頻度が高い床材です。

ハムスターにとっても慣れ親しんだ床材ですので、一番最初に家にやってきた際も、ペットショップと同じ環境を作ることができます。

価格も安価で扱いやすく、もっともベーシックな床材と言えるでしょう。

ウッドチップの問題点

ウッドチップを使用する上で、反対意見もあるので書いておきます。

木片が刺さる

たまに木片がハムスターに刺さるというようなことをお聞きします。

たしかに商品によっては、木片が含まれているものがあります。木材をおがくず状に加工するウッドチップの性質上仕方ありません。

そこで、ウッドチップを使用する際は開封後、手で取り除くか、ふるいをかけてください。しっかりと木材を除去すれば安全です。

ちなみに、私は一度もウッドチップでハムスターが怪我をした時はありません。

アレルギーが起こる

こちらも反対派の方からよく言われることですが、アレルギーが起こるという意見があります。

前述した通り、ペットショップ飼育時にアレルギー反応が出ていなければあまり問題ありませんが、アレルギー反応を気にする方は、次の2種類のタイプを覚えておきましょう。

ウッドチップの種類

ウッドチップには、針葉樹広葉樹タイプがあります。

針葉樹タイプのウッドチップ

一番安価です。特にアレルギーを気にしない方はこちらで良いでしょう。ハムスターを売っているペットショップであれば、ほとんどのお店で売られています。

広葉樹タイプ

私が普段使用しているタイプはこちらです。針葉樹に比べ、アレルギー反応が少ないと言われています。

針葉樹と比べると少しだけ値段が上がりますが、アレルギーが万が一起こると大変なので、私はこちらを使用しています。

ちなみに、三晃商会の白樺・広葉樹チップという商品です。床材を色々試しましたが、木片も少なく、手でくずせばすぐふわふわになります。さすが三晃商会、おすすめです。




ハムスターが野生の頃は土で過ごしていました。つまり、土で飼育することも可能です。

できるだけナチュラルな、自然な環境を再現したいという方が行き着く床材が土です。

結論から言うと、飼育歴が長いベテランの方以外はおすすめしません。はっきりいって、ケージ内環境を保つのがすごく難しいです。

土のメリット

土は一番自然な床材です。それはもう土ですから、他の床材とは桁が違うくらい自然な素材です。

アレルギー反応が少ない

広葉樹のウッドチップよりもアレルギー反応は少ないです。自然ですから当然でしょう。

とても喜ぶ

ハムスターを土の上に乗せると分かりますが、とても喜んで、めちゃくちゃ土を掘り始めます。

想像の3倍くらいはしゃぎます。それだけ嬉しいのでしょう。

トイレ外でおしっこされても大丈夫

土ですので、吸水性があります。万が一トイレの外でおしっこをされても土が吸ってくれるので大丈夫です。

やや臭いますが、ウッドチップに比べて消臭効果もあります。

以上がメリットです。ただし、土の場合は問題点の方が多いです。

土の問題点

土はメンテナンスが大変です。詳しく見ていきましょう。

掃除が大変

土の掃除はめちゃくちゃ大変です。やってみるとわかるのですが想像以上に大変です。

土を掃除する場合、その重量がまずやっかいです。60cm水槽に敷こうと思ったら、間違いなく数キロ単位の土が必要になります。ケージから出すだけでも一苦労です。

そして取り出した後、土をふるいにかけなくてはいけません。これが疲れる!!終わらない!!手首が痛い!!!

もちろん掃除の度に丸ごと土を入れ替えてもいいのですが、次の問題が発生します。

価格が高い

ウッドチップと比べると数倍の値段がします。もちろん購入するのはペット専用の土です。間違っても園芸用の土は使用しないでください。

ベテランの方がもし買うのであれば、ニューネイチャーランドの土が良いでしょう。質が高くおすすめです。

細菌・雑草の処理

掃除が面倒になってくると、掃除の期間が空きやすくなります。そこを襲ってくるのが、細菌雑草です。

ハムスターのうんちやおしっこ、餌の食べ残しが原因で、細菌やカビ、ひどい場合は雑草が生えてきます。

ここまでくると、土の悪い点がモロに出ますので気をつけて下さい。

以上が土を床材とした場合です。ハムスター飼育に自信のある方以外はおすすめしません。

ワラ・牧草

木も土もダメなら葉っぱはどうだ!!ということで、次は葉っぱの紹介です。

流通量が少なく店頭ではほぼ見かけませんが、葉っぱの床材が売られています。

ワラ

ワラを加工した床材です。アレルギーは少ないですが、ウッドチップと比べてメリットが乏しく、これと言っておすすめするポイントがありません。

牧草

牧草を加工した床材です。アレルギーは少ないですが、ウッドチップよりも硬いのでこちらもあまりお勧めしません。

ウッドチップもダメ、土もだめ、葉っぱもダメとなった人。そしてアレルギー反応を究極まで警戒した人が辿り着く先に、紙製の床材があります。

紙タイプがもっとも信頼できて、間違いなくおすすめです!!と言う方も多いです。

ですが、これも結論から言うと、紙製の床材は扱いが難しいため、ハムスター飼育に自信のある方以外はやめておいた方が良い床材です。

紙のメリット

紙製の床材はメリットがかなり多いです。

アレルギー反応が少ない

アレルギー反応は土と同じくほぼありません。ウッドチップよりもアレルギー反応は起こらないのは安心です。

軽い

土と比べて軽いです。ウッドチップと同じくらい掃除が楽です。

吸水性が良い

土並みに吸水性が良いです。ぐんぐん吸い取ります。

紙のメリットは、ウッドチップと土の良いとこ取りです。おすすめする人が多いのも頷けます。

紙の問題点

デメリットも多いです。

価格が高い

まずはコストから、高いです。そして量が少ないです。土はkg単位で買えますが、紙製の床材は量が少ないのも欠点。

潰れる

ふわふわの紙でも、ハムスターが走り回るうちに潰れてしまうときがあります。しっかりとした素材と構造かを見極めて購入しましょう。

汚れが目立つ

白いので汚れが目立ちます。掃除をする箇所がすぐわかるというメリットもありますが、こまめにケアできる人でなければデメリットです。

誤飲する

一番の問題はこれ。綿やティッシュは当然ダメとして、紙製ペーパーも誤飲の可能性があります。

小屋に巣材として持ち帰ろうとして頬袋に詰めた際に、誤飲してしまう場合があります。そして、水に溶けにくい成分が入っているため、健康に悪影響が出ます。

上記のデメリットをまとめると

高額でも良い方
アレルギーを極力無くしたい方
掃除をこまめにできる方
誤飲しても直ぐに病院へ連れている方

であれば紙製で良いでしょう。ベテランの方以外は難しいのではないのでしょうか?

繰り返しになりますが、私は広葉樹ウッドチップ推奨派です。ペットショップと同じ環境が最適だと考えています。

まとめ

以上、ハムスターと床材でした!! 今回のまとめです!!

1:保温、防音のため、床材を敷こう。
2:極稀にアレルギー反応がある。
3:ウッドチップは広葉樹がおすすめ。
4:土はベテラン用。
5:ワラ・牧草は特にメリットなし。
6:紙はこまめにお手入れできる方のみ。

また次回の記事にご期待下さい!!


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