猫を実際に飼ってみると、予期せぬことが度々起こります。
私は猫好きだから大丈夫!と思って勢いで飼い始めると、想像以上に疲れてしまうことでしょう。
実際に、猫を飼うんじゃなかったと後悔している人も多くいらっしゃいます。
猫を飼うということは、覚悟が必要なのです。
猫を飼うんじゃなかったと後悔しないように、猫を購入したら起こる15の出来事を見ていきましょう。
猫を飼うんじゃなかったと後悔した15の出来事
それでは、猫を飼って後悔した15の出来事を見ていきましょう。
こちらの内容は、猫を実際に飼った時がある人達の感想をまとめたものです。
事前知識として知っておくことで、後悔せずに猫を飼い始めることができます。
1:家具がボロボロになる
どんなに爪のお手入れをしたとしても、ソファーや絨毯、布団やベッドが犠牲になります。
子猫の頃は大丈夫ですが、猫が大きくなるにつれ、時間経過とともに明らかになるでしょう。
家具をある程度犠牲にしても問題ないという覚悟をあらかじめ決めておいてください。
2:物が置けなくなる
猫はテーブルや棚の物を落とします。気になったものがあったらとりあえず猫パンチです。
貴方がもしインテリアにこだわる人だった場合、インテリア類が犠牲になる覚悟が必要です。
また、猫に触られたくないものは、しっかりとしまう必要も出てきます。
掃除や収納に気を遣う必要があるので注意が必要です。
3:猫毛が飛び散る
猫を飼う際に一番の手間になるのが、猫の抜け毛です。
どんなにあなたが掃除機をかけようが、コロコロをしようが、毎日抜け毛が発生します。
放置すると部屋が汚れるだけでなく、最悪の場合猫アレルギーになってしまうかもしれません。
あなたがお洒落な人の場合、衣類に猫毛が付くことを忘れてはいけません。
外に出る場合、毛を取ってから出かけることになり、ストレスを感じることでしょう。
4:お金がかかる
猫を飼うことは、想像以上にお金がかかります。
日々のエサ代、水代、トイレ代だけではありません。
病気になった時の通院費や治療費、保険代もかかるかもしれません。
留守中も冷房や暖房が欠かせなくなり、光熱費もかかります。
毎年万単位の出費が増えるということを、あらかじめ覚えておきましょう。
5:爪でひっかかれる。歯で噛まれる。
猫は気まぐれです。なついてくれていても、気分によっては引っかかれたり噛まれたりするかもしれません。
特に猫が嫌がるお世話をした場合、爪や歯の痛さを痛感するでしょう。
例えば猫をお風呂で洗う時、抵抗されて爪を立てられます。
甲州予防で歯を磨こうとした時に、嫌がって手を噛まれるかもしれません。
猫のためにしているのに、反撃される悲しみを乗り越える必要があります。
6:猫グッズだらけになる
始めは猫のケージや寝床、エサ皿、トイレが設置されます。
次に猫じゃらしやボールなどのグッズが増えます。
更に猫キャリーや自動給餌気、自動給水機が設置されます。
ついにはキャットタワーが増えます。
気が付くと、あなたの家には猫グッズだらけになっていることでしょう。
戸建て住宅であれば問題ないかもしれませんが、都内1Kなどの場合、それはもはやあなたの部屋ではなく、猫の部屋になっています。
7:臭いが気になる
使用後のトイレの臭いや、猫の体臭、猫の口臭、吐かれた毛玉。
猫が成長するにつれ、だんだん臭いが気になってきます。
トイレを覚えてくれない子の場合、さらに大変です。
アロマなどを使って香りでごまかすことはできないので、きっとあなたは空気清浄機やルンバの購入を考え始めることでしょう。
猫を飼うということは、臭いと戦うということです。
8:長期間家を空けることができなくなる
猫のお世話をしなくてはいけないため、家を長期間空けることができなくなります。
旅行が趣味の人は苦痛に感じるかもしれません。
また、実家に帰省する際もどうしようか困ってしまうことでしょう。
お世話を頼める人やペットショップを毎回探すことになります。
9:寝ていると起こされて疲れる
たまの休日、今日はゆっくりしようかな?とベッドでゴロゴロしていると、あなたに忍び寄る猫の影。
普段は近寄ってこないのに、そういう時に限ってあなたを猫パンチで起こしてくることでしょう。
または、夜寝苦しさを感じて目を覚ますと、体の上に猫が乗っているかもしれません。
猫の体重は平均3.5kg~4.5kgあります。1.5リットルのペットボトル2~3本分です。
乗っているだけでも苦しいのに、時にはダイブしてきます。
4kgの塊が突然降ってくるのです。あなたはうめき声をあげることになるでしょう。
10:深夜に運動会が始まる
日中に運動をさせないと、夜に寝てくれません。
そして始まる深夜の大運動会。ドタドタ、ゴロゴロ、にゃーにゃー。
はたしてあなたは安眠を得ることができるでしょうか?
実際に、猫を飼い始めてから睡眠時間が減ったという人は大勢います。
11:デスクワークの邪魔をされる
リモート作業やデスクワークをしていると、猫が忍び寄ってきて机の上に乗ります。
そんな作業はいいから私をモフれと目で訴えてくることでしょう。
あなたは作業の手を止め、猫を机から降ろすか撫でるかの二択に迫られます。
どちらにせよ、作業を一時中断することになるでしょう。
12:出かけようとすると引き留められる
外に出ようとすると、置いていかないでと目で訴えかけてきます。
時には足にまとわりついてくることでしょう。
あなたはぐぬぬ!という気持ちを感じながら、猫を外に出さないように配慮しつつ玄関をくぐらなければなりません。
それが毎日、毎月、毎年、お別れまでずーっと続くのです。
13:なついてくれるか分からない
猫はどこまでも気分屋です。
尽くしても尽くしても、本当になついてくれるかは結局分かりません。
ある時は素っ気なく、時には甘えてくるのが猫です。
あなたは恋する乙女のように、猫の気分に左右されることでしょう。
14:以上の出来事を14年間続けなくてはいけない
猫の平均寿命は約14年です。
これまで見てきた14の出来事が、そのまま14年続きます。
14年間というと、生まれた子供が中学校2年生になるくらいの長さです。
最初は苦痛でなくとも、14年間も続くとなるとだんだん負担に感じるかもしれません。
15:お別れはとても悲しい
付き合いが長くなれば長くなるほど、お別れは悲しくなります。
14年も一緒にいれば間違いなく情が移っています。
それはそれは悲しいお別れがあなたを待っています。100%間違いなくお別れする時がきます。
あなたはその悲しみに耐えられるでしょうか?
それでも猫が飼いたい人へ
ここまで読んで、それでも猫を飼いたいと考えている人は、猫を飼う覚悟が決まった人です。
覚悟を決める
猫を飼うということは、お金と時間と空間を犠牲にするということです。
「私猫が好きだから多分大丈夫!」というような中途半端な覚悟だったら、時折猫カフェに行くぐらいの方が間違いなく幸せです。
猫と一緒に暮らすんだ!!という強い覚悟を持ってください。
得られるのはかけがえのない時間
あらゆるものを犠牲にして得られるのは、猫と一緒に暮らすというかけがえのない時間です。
猫好きの到達点、猫と一緒に暮らすという幸せな時間が待っていることでしょう。
幸福度が上がる
高知工科大学の研究によると、ペットを飼うと、相対的に幸福度が上昇することが判明しています。
ここまでネガティブなことを書きまくってきましたが、猫を飼うと不幸になるということを書きたいのではありません。
猫を飼うとどうなるかということを分かった上で飼い始めると、幸せになれますよ!ということを伝えたかったのです。
猫を飼い始めるあなたに、幸せな時間が訪れることを願っています。
まとめ
いかがでしたか?今回は猫を飼うんじゃなかったと後悔する前に知ってほしい15の出来事をまとめました!!
今回のまとめです!!
1:猫を飼うと、お金、時間、空間、睡眠が犠牲になる。
2:猫を飼うには覚悟が必要。
3:猫を飼うと、相対的に幸福度が上がる。
次回は猫の暑さ対策です!!どうぞご覧ください!!