ハムスターの冬の寒さ対策!冬眠の対処と温度管理グッズ10選

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ハムスターにとって冬の寒さは大敵です。年間を通して、特に注意が必要な季節が冬となります。

寒さ対策を間違えると、健康に支障が出るだけではなく、擬似冬眠を経て最悪死に至ります。

そこで今回は、冬の寒さ対策について詳しく見ていきたいと思います。

ハムスターの適温→冬眠と擬似冬眠→温度管理の方法とオススメグッズという順でご説明します。画像や動画も用意したので参考にして下さい。

忙しい方は、最後のまとめをご覧ください。それではスタートです!




ハムスターの適温は?


ハムスターの夏の暑さ対策でも書きましたが、ハムスターの適温は20度~26度です。

夏は熱中症対策としていかにケージ内の温度を下げるかがポイントでしたが、冬の寒さ対策ではケージ内の温度を上げる必要があります。

温度管理の方法に入る前に、そもそも適温よりも温度が下がってしまったらハムスターはいったいどうなってしまうのかをまずは確認しましょう。

ハムスターって冬眠するの?

みなさん、冬眠という言葉は聞いた時があると思います。クマなどの冬眠が有名ですね。冬は寒いし食べ物もないから、もういっそのこと寝ちゃおう!という行動です。

動物により冬眠の期間は異なりますが、クマなどの場合数ヶ月という長期間にわたって眠り続けます。冬眠の後、暖かくなった春に目覚めるのが一般的です。

では、ハムスターも寒くなったら冬眠をするのでしょうか?答えはNOです。野生のハムスターならいざ知らず、人間に飼われているハムスターは基本的に冬眠をしません。ただし、室温によって擬似冬眠に入る場合があります。

擬似冬眠って何?

擬似冬眠とは、冬眠ではなく低体温症です。ぱっと見寝ているように見えますが、触ってみると体が驚くほど冷たく、つっついても持ち上げても微動だにしません。

そう、ベテランのみなさんは体験した時があるかもしれませんが、死後硬直とかなり酷似しています。

人間でいうと、冬山で遭難した時に近い状態です。まさにギリギリ、体温が低くなった死の間際、なんとか生命維持をするために眠ることでエネルギーをセーブしている状態です。冬眠と擬似冬眠は似て非なるものと考えましょう。

では擬似冬眠に入る温度は何度くらいなのでしょうか?

擬似冬眠に入る温度は?

ハムスターの種類によって多少温度が異なりますが、10度以下が危険水域です。10度を下回ると動きが鈍くなり、5度を下回るとほぼどの種類のハムスターでも擬似冬眠に入ります。

擬似冬眠に入った後、1~2時間以内に蘇生を行わなければ、そのまま死に至るケースが多いと言われています。

私は過去一度だけ、ハムスターの擬似冬眠に遭遇したときがあります。10年ほど前の話ですが、ハムスター用のヒーターのコンセントがなぜか抜けていたらしく、帰宅した時にはハムスターがカチコチになっていました。

当時の私はハムスターの知識がほぼ皆無だったので、死んでしまったと思い泣きながらハムスターを手に持って謝ってました。この時たまたま取った行動が、実は擬似冬眠の対処としてかなり適切だったことが後日分かりました。

擬似冬眠からの起こし方は?

もしあなたが擬似冬眠に遭遇したら、両手で包んでひたすら自分の体温で温め続けてください。雛鳥が卵を返すように、焦らずゆっくりと温めます。

擬似冬眠からの起こし方でやってはいけないことは、急激に温める事です。ヒーターやストーブに直接当てるのはNGです。ハムスターは衰弱しており、急激に温めると心臓が追いつかず死に至ります。電気毛布やこたつの端っこ、ホッカイロを併用して温めるのは有効です。

私の場合、死んでしまったと最初は思い、全く動かないハムスターを手に持って泣いていましたが、様子をよく見てみると、弾力があり、空気が抜けておらず、手足も伸びておらず、目も口も開いていませんでした。

まだ生きているのかもしれないと思い、駄目元でこたつに出し入れしながら両手で温め続けました。1時間くらいたってハムスターが目を開けた時は、本当に嬉しかったのを今でも覚えています。

目が覚めたら、ぬるま湯を飲ませて、温めながら病院へ連れて行く事をお勧めします。

それでは、このような危機的状況にならないための温度管理の方法について具体的に見ていきましょう!!

寒さ対策グッズを買う前に

寒さ対策には防寒グッズが必須ですが、グッズを購入する前にやるべきことがあります。それは床材です。

冬は温度を高く保つため、床材を厚めに敷くようにしましょう。目安は夏の倍くらい、ハムスターが潜ってすっぽり隠れられるくらいの厚さです。

私たち人間も、冬になると厚めの掛け布団を出したりしますね。それと一緒です。グッズを買い足す前の基本的な寒さ対策なので、忘れずに行いましょう。

次に、住んでいる地域について考えます。

住んでいる地域ごとの対策

まず、お住いの地域によって気温が異なるため、対策の度合いが変わります。

沖縄の場合気温が高いため、夏対策が最も難しい代わりに、冬対策は比較的楽です。また、意外と思われる方も多いですが、北海道も冬対策が比較的楽です。

北海道は家の構造が根本的に他の地域とは異なり冬に特化しているため、冬の家の中は基本的に暖かいです。こういった地域の場合、家の中での暖かい場所に置き、温度計を設置して、必要に応じてグッズを購入するようにしてください。ガチガチに防寒グッズで固める必要はない場合があります。

逆に注意が必要なのは、東北・北陸などの冷え込みが厳しい地域です。朝方部屋の中で息が白くなる地域は、寒さ対策を行わないと擬似冬眠まっしぐらなので注意してください。

もちろん他の地域でも、真冬になると室温が10度を下回ることがザラなので、室温には十分気をつけましょう。

それでは、温度管理の方法について種類ごとに見ていきます!

エアコンを活用しよう

温度管理の王様!説明不要のエアコンです。これを使えば温度管理もすぐに解決です!!

温度設定を20度~26度くらいにしておきましょう!暖かい地域の場合は、日中はタイマーでOFFにするのもありです!以上!

・・・というように書くのは簡単なんですが、おそらくこの記事を読んでいる方の大半は、エアコンを使った温度管理にはあまり興味がないのではないでしょうか?

なぜならば、エアコンをすでに使用している人は、おそらく検索で「ハムスター 冬」とか「ハムスター 寒さ対策」で検索をしないと思います。 エアコンはお金がかかります。お金と命を天秤にかけるのはおかしいという意見もありますが、それでもやはりお金を節約したいという気持ちは誰しも思うところでしょう。私もそう思います。

そんな方に私がお勧めするのは、次にあげるヒーターです。

ヒーターを活用しよう

一ヶ月つけっぱなしにしても電気代はジュース1本以下!!驚異的なコスパの小動物用ヒーターを個人的に強くおすすめします。

後述しますが、ヒーター以外の防寒グッズは、総じて手間がかかる割に、効果が微妙なものが多いです。手間暇かけてやっぱり駄目だった・・・となる前に、ヒーターの購入を検討してはいかがでしょうか?

とはいえヒーターの種類はかなりあるので、私がこれまで使用したヒーターを載せておきます。

パネルタイプヒーター

ピタリ適温プラス 1号 2号 3号 4号

現役バリバリで今も私が使用しているヒーターです。数ある床タイプのヒーターの中でも広範囲を温めることができ、維持コストも安く、個人的にはかなりおすすめです。号数によってサイズが異なります。自動温度制御、自己消火性機能付きで安心です。

補足すると、このヒーターには注意点があります。まず、このヒーターに直接ケージを載せると、床が温まりすぎる場合があります。これは販売サイトにも記載されている内容です。

え?じゃあどうやって使うの?という方、私の場合、ここで登場するのが100均一で大人気のすのこです。


100均で売っているすのこ。私はケージをすのこの上にいつも乗せています。足音の緩和、夏の暑さ対策、そして冬の寒さ対策に共通して使える100均のすのこ。かなり使えます!

すのこの下にヒーターを入れ、空間を開けてケージを温めます。この時、すのこの足がヒーターの保温部分に重ならないようにしています。ヒーターとケージに空間が開きますが、ケージ内は問題なく温まります。

ヒーターは、ケージ全体を暖めるのではなく、床の半分ほどを暖めるようにしてください。万が一床が温まり過ぎた時、ハムスターが自分で温度調整ができるよう、あえて冷たい床を残しておくことが大切です。

ダンボールや発泡スチロールを併用し、ケージの周りを囲うとさらに効果がアップします。そちらも是非試してみてください。動画も作成したので、購入を検討される方はどうぞご覧ください。

ドームタイプのヒーター

ケージ内に直接入れるドーム型のヒーターです。コスパもよく、商品単体の値段も安いため、以前使用していました。

設置は楽なのですが、電源をとるケーブルが難点で、ケージの種類によってはコードをどうやってケージ内に通すかが問題になります。金網ケージであれば問題ないと思いますが、それ以外のケージの場合、コードの処理に手こずるかもしれません。

また、温まるのはドーム内だけなので、外で動き回ることが難しいというところもネックです。

床置きタイプのヒーター

こちらはケージの内部に置くタイプのヒーターです。これもドームタイプと同様で、コードが邪魔なのと、面積が狭いことが難点です。お値段は安いので、何も暖房がない方は購入しても良いでしょう。

他の寒さ対策グッズ

カイロケース

ホッカイロを中に入れて一時的に温めるケースです。価格も非常に安いです。

半日程度であれば活躍してくれますが、毎日使うと考えると中のホッカイロを入れ替えないといけないので手間だと思います。移動中のケージ内で利用する分には良いかもしれません。

電気毛布

電気毛布をケージにかぶせる方がいらっしゃいます。寒さ対策として温度は問題ありませんが、窒息しないよう電気毛布で密閉しないように注意してください。必ず空気が通るようにしておきましょう。

また、ハムスターの臭いが電気毛布につきますので、自分用ではなくハムスター用の電気毛布を準備した方が良いです。

ペットボトルの湯たんぽ

ペットボトルにお湯を入れて暖をとります。お金はかかりませんが、長持ちしませんし、水漏れすると大変なので個人的にはあまりオススメしません。

電気アンカー

足を乗っける電気アンカーを、防寒グッズとして利用する人がいます。単純にケージを乗せると水平が保てないので、段差をうまく作ってから乗せましょう。ただし、ケージが不安定になるので、これも個人的にはあまりオススメしません。

サーモスタット

天井に設置するタイプのヒーターです。非常に効果はありますが、単価が高いのがネック。しっかりとした防寒をしたい方は試してみても良いでしょう。

電球型ヒーター

目に見えない赤外線でハムちゃんをあっためる優れもの。効果はありますが、単価がやや高いのと場所を少し取るのがネック。ちょっと変わった暖房を試して見たい人はいかがでしょうか?

綿製品

買ってはいけない危険なグッズでご紹介しましたが、綿製品は誤飲の可能性があり危険です。

綿製品を飲み込むと、腸閉塞などが起こる場合が有ります。購入は控えるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?それでは今回のまとめです!!

・ハムスターは10度以下になると危険!
・冬眠と擬似冬眠は違う!
・個人的には小動物用ヒーターがおすすめ!

冬を乗り切ると、ハムスターを飼いやすい春がやってきます! しっかり寒さ対策を行いましょう!!

今回はここまで。次回はハムスターにお風呂・入浴は必要?水・お湯・砂浴びどれが良い?です!どうぞご覧ください!

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