皆さんブロッコリーはお好きですか?
ブロッコリーといえば、シチューに入れたりサラダにしたりと、日頃食べる機会も多い食材です。
味や食感が苦手な方もいらっしゃいますが、ブロッコリーは栄養満点で健康に良い食品で人気があります。
そして、ハムスターにもブロッコリーはおすすめの食材です。
今回はハムスターにブロッコリーを上げる時のポイントについてみていきましょう。
ブロッコリーの栄養と安全性
青々しく見た目から健康に良さそうなブロッコリーですが、どのような栄養があるのかご存知でしょうか?
ブロッコリーの栄養価
・葉酸
細胞の成長を促します。
・ビタミンC
疲労回復、風邪予防の他、ガン予防にもなる優れもの!レモンなどが有名ですが、ブロッコリーにも豊富に含まれています。
・ビタミンE
血中コレステロールを正常にします。
・食物繊維
お通じを良くしてくれます。
上記以外にもビタミンBやβカロテンなどが含まれており、正に健康に良い食材と言えるでしょう。私たちも積極的に取りたい食材の一つです。
ブロッコリーの安全性について
ハムスターに与えてはいけない食材は、想像以上に多く注意が必要です。
ブロッコリーはハムスターに与えて問題のない食材です。安心して与えてください。
ただし、与える量には注意が必要です。与えすぎるとかえって健康を損なう可能性があります。
では次に、ハムスターへの与え方を詳しく見ていきます。生なのか、ゆでなのか、レンジ調理のどれが良いかを確認します。
ブロッコリーは生・ゆで・レンジ・乾燥のどの与え方が良いか?
ズバリ結論から。ブロッコリーを与えるのは、生が良いです。
ただし、生で与える際にも注意したいポイントがあります。また、ゆでたりレンジを使用した方が良い例外もありますので、詳しく見ていきましょう。
ブロッコリーを生で与える際のポイント
ブロッコリーに危険性はなく、熱を通す必要はありません。そのまま与えてしまって問題のない食材です。
固い方が歯にも良いので、そのまま与えてください。
水洗い
ただし、スーパーなどで買ってきた場合は、一度洗って、水気をよく切ってから与えるようにしましょう。
神経質になる必要はありませんが、スーパーで人が触っていたり、農薬が付着していたりする場合もあるので、洗ってから与えた方が望ましいです。
小さく切る
ブロッコリーを与える際は、きちんと小分けにしてから与えましょう。野菜共通の注意事項ですが、大量に与えすぎると逆に健康を損ねたり、ケージ内で野菜が傷んでしまう場合があります。
5mmから1cm角で大きさとしては十分です。ハムスターが両手で持てるサイズで渡してあげてください。
ブロッコリーをゆでて与える際のポイント
ハムスターの歯に不安がある場合、又は高齢の場合、ゆでて与えた方が食べやすくなります。
ゆで時間
ゆでる時間が長いほど柔らかくなりますが、その分栄養も水分に溶け出します。
1分30秒から5分がブロッコリーのゆで時間の目安ですが、間をとって3分くらいで良いでしょう。
ゆでる時は塩を入れない
私たち人間が食べる場合は、ゆでる際に塩を入れますが、ハムスターに与える場合は塩は不要です。
少量でも塩分過多になってしまうので、入れないようにしましょう。
冷ましてから与える
ゆでた後は、熱々のまま与えないようにしましょう。私たちと同様に、火傷をしてしまいます。しっかりと冷ましてから与えるようにしてください。
ブロッコリーをレンジで温めて与える際のポイント
栄養が水に溶け出すのが勿体無い!という場合は、電子レンジがオススメです。
電子レンジを使うことで、ビタミンなどの流出を防ぎつつ、ブロッコリーを柔らかくすることができます。
レンジの加熱時間
目安ですが、500wで3分ほどです。お湯でゆでるのとあまり時間差はありませんが、水が沸騰するのを待たなくても良いので、レンジの方がお手軽です。
以上がブロッコリーの与え方でした。おすすめとしては、生>レンジ>ゆでの順になります。
とはいえ、ハムスターにも好みがありますので、どの与え方が一番食べてくれるかは、実際に与えて様子を見てください。
乾燥したブロッコリーを与える際のポイント
水分が気になる方は、乾燥したブロッコリーを与えましょう。
生のブロッコリーを乾燥させるのは時間がかかりすぎるので、ペット用のブロッコリーを使用してください。
こちらは小動物用のブロッコリーですので、ハムスターにも与えることができます。
それでは次に、ブロッコリーの部位について確認しましょう。
ブロッコリーの部位について
ブロッコリーには、茎とつぼみ、そして葉っぱがあります。それぞれの部位について確認しましょう。
食べられる部位について
ブロッコリーは各部位全て食べられます。捨てる部分はありません。部位は以下の3つに分かれています。
つぼみについて
私たちが主に食べている緑のふさふさした部分は、ブロッコリーのつぼみです。ハムスターに与える場合も、つぼみが中心になります。食べやすいよう小分けにしてから与えるようにしてください。
茎について
私たちが食べる際には捨ててしまうときもある茎ですが、ハムスターにとっては固くても問題なく食べられる部位になります。固い茎なども捨てずに与えるようにしましょう。
葉について
小動物用に、ブロッコリーの葉が販売されています。ハムスターにも与えてみてください。
また、ブロッコリーにはスプラウトと呼ばれる新芽があります。
ブロッコリースプラウトの与え方
ブロッコリーにはスプラウト(新芽)が売られています。あまり料理をしない方は聞いた時がないかもしれません。
スプラウトには色々種類がありますが、かいわれ大根などが有名で、ヒョロっとした細い茎と小さな葉が特徴です。
スプラウトの適量
与える適量は1・2本スプラウトは水分が多く、傷みやすいです。新鮮なものでも、3日ほどで傷んでしまいます。
普通のブロッコリーのように細切れにもしづらいので、1・2本を目安に与えるようにしましょう。もちろん、小さくカットして与えて大丈夫です。
生でそのまま与える
スプラウトの場合も、生で与えるのがおすすめです。通常のブロッコリーのように固くはないので、そのまま与えるようにしてください。
スプラウトの栄養価
通常のブロッコリーと同じ栄養価を含んでいます。また、ブロッコリースプラウトにはスルフォラファンという健康成分も含まれています。
こちらの成分を取ることで、肝機能が改善されるそうです。また、腫瘍の防止にも繋がります。
ハムスターに与えるだけでなく、飲み過ぎの方も食べた方が良い食材ですね!
まとめ
いかがでしたか?今回はハムスターとブロッコリーについて見てきました!!
今回のまとめです!!
1:ブロッコリーはハムスターに与えて安全な食べ物。
2:生で与える。
3:病気や高齢の場合、ゆでたりレンジで加熱して柔らかくする。
4:ブロッコリースプラウトも与えて良い
5:スプラウトも生がおすすめ
やはりブロッコリーは健康に良い!!
是非ハムスターにも与えるようにしてください♪
次回はハムスターのさつまいもの与え方です!!どうぞご覧下さい!
追記:本記事の画像はTwitterのフォロワーさんからご提供いただきました!ご協力ありがとうございました!!